「2人で快適に過ごせる2ルームテントが欲しいけれど、どれを選べばいいのかわからない…」と悩んでいませんか?
この記事では、
を解説します。
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2ルームテントはどんなテント?
2ルームテントの最大の特徴は、「寝室」と「リビングスペース」を分けて使えることです。
リビングスペースにテーブルやチェアを置いたり、荷物を広げたりすることができるので、一般的なテントと違い、タープが不要になります。
購入前に知っておきたい!2人用2ルームテントの選び方
2人用2ルームテントを選ぶポイントは次の4つです。
- 用途に合わせたサイズを選ぶ
- 設営・撤収のしやすさを確認する
- 耐水性・通気性を確認する
- 重量と収納サイズで持ち運びやすさを確認する
①用途に合わせたサイズを選ぶ
「2人用」と表示されているテントでも、荷物をたくさん持ち込む場合やリビングを広く使いたい場合には、窮屈に感じることがあります。
また、寝室も「2人用」に実際大人2人が寝るとギリギリの広さになることが多いです。
逆に、大きすぎるテントを選ぶと設営や撤収に時間がかかり、持ち運びも大変になります。
快適に過ごせるサイズの目安は、使用する人数+1~2人分です。
荷物の量や、どんな過ごし方をするかを考慮してサイズを選びましょう。
➁設営・撤収のしやすさを確認する
2ルームテントは居住性が高い反面、一般的なテントよりサイズが大きく、ポールやパーツも多くなりがちです。
そのため、設営と撤収のしやすさを事前に確認することがとても大切です。
③耐水圧・通気性を確認する
テント生地には「耐水圧」という数値があり、これが高いほど雨に強くなります。
一般的に小雨で500mm、普通の雨で1,000mm、大雨で1,500mm必要だと言われています。
耐水圧1,500mm以上のものを選ぶと安心です。
次に通気性です。
夏場や湿度が高い日は、テント内が蒸れて寝苦しくなることがあります。
メッシュ窓やベンチレーションがあるモデルを選ぶと、風を通しながら虫も防げるので快適に過ごせます。
④重量と収納サイズで持ち運びやすさを確認する
重量ですが、車でオートキャンプ場へ行く人なら20kg近いテントでも問題なく運べます。
しかし、駐車場からサイトまで距離がある場合や、徒歩・公共交通で移動する人には重すぎます。
一般的に2人用なら10〜15kg程度までが持ち運びやすい目安です。
また、コンパクトに収納できるか確認するのも重要なポイントです。
2ルームテントのメリットとデメリット
メリット
寝室とリビングを分けて使える
寝室と別にリビングスペースがあるので快適に過ごせます。
雨や日差しを避けて過ごせる
リビング部分が屋根代わりになるので、雨の日や強い日差しの日でも、タープを張る必要がありません。
荷物を置くスペースが広い
キャンプ道具やクーラーボックスをリビング部分に置けるため、寝室を広々と使えます。
季節や天候に柔軟に対応できる
メッシュで風を通したり、フルクローズで冷気や雨を防いだりと、季節や天候に合わせてスタイルを変えることができます。
プライベート空間を確保できる
フルクローズすることで外部からの視線を気にせず過ごすことができます。

2ルームテントはタープ不要で雨でもテント内で過ごすことができるので、
長期滞在にも向いています。
デメリット
サイズが大きく重い
収納サイズが大きく、2人用でも重量が10kgを超えるモデルが多いので、車でのキャンプ向きです。
設営・撤収に時間がかかる
テントが大きくポールの数も多いため、慣れるまで設営に時間がかかることがあります。
設営スペースを選ぶ
区画サイトや狭いキャンプ場では設営が難しい場合があります。
デュオキャンプにおすすめ!2ルームテント10選
2人でのキャンプにぴったりな2ルームテント10種類を厳選し、特徴ごとに分類して紹介します。
「設営が簡単なテント」「広々リビングを楽しめるテント」「初心者向けのテント」など、それぞれのキャンプスタイルに合う一張りを見つけてください。
設営が簡単で時短できる「スピード設営型」
コールマン トンネルシェルター/240
- 3本のアーチポール+センターリッジポールで形を作るため、シンプルで設営がしやすい
- インナーテントのサイズが約 240×240×高さ150cm でデュオキャプにぴったり
- 標準でルーフフライが付いており、サイドキャノピーとして張り出せる
- インナーテントがファスナー式なので取付が簡単で強風時の揺れも軽減
屋根にリッジポールが入ることで、トンネル型テントの耐風性の課題を改善。
直射日光や結露を防ぐルーフフライが標準装備されています。
天候や日差しの向き、サイトスペースに応じてルーフフライを自在にアレンジできます。
ベンチレーションとメッシュパネルで換気の調整ができます。
フルスカート装備で下部からの冷気を防ぎ、肌寒い季節のキャンプにも対応しています。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W260×D520×H180cm |
| インナーサイズ | 約W240×D240×H150cm |
| 収納サイズ | 約Φ30×70cm |
| 総重量 | 約16kg |
| 耐水圧 | フライ:約1,500mm フロア:約2,000mm |
| 収容可能人数 | 3人 |
VASTLAND トンネルテント S(3人用)
- アウターテントのポールがすべて同じサイズなので、設営時に迷うことがない
- 前方3ドアすべてをキャノピーとして展開できるため、開放感抜群
- すべてのパネルがメッシュ化可能で、虫対策と換気ができる
- フロントドアに拡張レイヤーが備わっていて、状況に応じてスタイルを変えれる
カラーはタンとブラックの2色です。
天井高が約 185 cmあり、立ち上がっての移動や調理・荷物の出し入れがしやい高さになっています。
サイドドアには連結用ファスナーが設けられていて、隣のタープをジョイントして広い屋外空間を作ることができます。
スカート付きで、風の侵入を抑えるほか、巻き上げ固定できる構造になっているので、季節や天候に応じて通気性をコントロールできます。
※キャノピー立ち上げ用のポール、自在ロープ、ペグは付属していないので、別途準備が必要です。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W250×D480×H185cm |
| インナーサイズ | 約W220(最長部)W170(最短部)×D220 × H170cm |
| 収納サイズ | 約W65×D33×H33cm |
| 総重量 | 約14kg |
| 耐水圧 | アウターテント:3000mm インナーテントフロア:5000mm |
| 収容可能人数 | 3人 |
TOMOUNT トンネルテントV4
- 3本のポールをアーチに通して立てるだけの簡単設営
- 組立サイズW300×D500×H195cmの広々とした居住空間
- 前面ドアにサイドウォールが付いているため、リビングルーム拡張可能
- 前後左右に扉があり、全てメッシュにできるため虫の侵入を防ぐ
前後左右にある扉はすべてキャノピー立ち上げできるので、通気性が良く開放感抜群です。
ベンチレーションが前面と背面に2つずつ付いているので結露を防ぐ効果があります。
スカートが冷気の侵入を軽減するので、冬のキャンプにも適しています。
テント内側にはシルバーコーティング加工が施されているので、テント内の気温上昇を防ぎます。
※キャノピー立ち上げポールは2本しか付属していませんので、全て立ち上げる時には別途準備が必要です。
オプションでレインフライもあります。▼スペック
| 組立サイズ | 約W300×D500×H195cm |
| インナーサイズ | 約W280×D215 × H165cm |
| 収納サイズ | 約W65×D31×H31cm |
| 総重量 | 約14.2kg |
| 耐水圧 | アウターテント:2500mm |
| 収容可能人数 | 4人 |
広々快適に過ごせる「リビング重視型」
ビジョンピークス トレスアーチ2ルームテント+RF
- ルーフフライが標準装備されているため、強い日差しや結露を防ぐ効果がある
- ルーフフライがサイドタープにもなるためリビングスペースを拡張できる
- 2本のリッジポールでトンネル型テントの弱点である耐風性を強化
- 前後左右のパネル全てがメッシュになるため虫の侵入を防ぐ
巻き上げ可能なスカート付きなので、オールシーズン使用することができます。
前面と背面4か所に換気のためのベンチレーションが付いています。
サイドタープ用のポールも3本付属しています。
インナーテントは前後の出入り口に加えてサイドもメッシュ窓にできるので、暑い夏の換気に便利です。
▼スペック
| 収納サイズ | 約W64×D31×H31cm |
| 総重量 | 約16kg |
| 耐水圧 | 本体:2000mm インナーテント:2000mm ルーフフライ:2000mm |
| 収容可能人数 | 3人 |
DOD カマボコテント3S

大人気カマボコテントのデュオ版です!
- 夏は全パネルをメッシュにでき、冬はスカートで冷気を防ぐオールシーズン仕様
- 2~3人がゆとりをもって使える適切なサイズ感
- 全パネルが開閉できるので、テントのどこからでも出入りできる
- テント下部と天井部にベンチレーターがあるため空気を効果的に排出できる
カラーはタン、カーキ、ブラックの3色。
設営に使用するポール3本はすべて同じ長さなので、入れるスリーブを考える必要がありません。
150デニールの生地を使用しているため遮光性・耐久性が高く、UPF50+のUVカット加工も施されています。
インナーテント入り口部分に大きなポケットが4つと、寝室の足元にも4か所ポケットが付いているため、小物の収納に便利です。
別売オプションで、マット、シールド、シアターなどがあり、自分好みに使い方を広げることができます。
※キャノピー用のポール・ロープは別売りです。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W250×D500×H185cm |
| インナーサイズ | 約W225×D235×H165cm |
| 収納サイズ | 約W68×D28×H28cm |
| 総重量 | 約14.4kg |
| 耐水圧 | アウターテント:3000mm インナーテントフロア:5000mm |
| 収容可能人数 | 大人3人 |
ロゴス neos PANEL スクリーンドゥーブル L-BD
- 前面のPANEL SYSTEMがテント全体の強度をUP
- 高機能メッシュ「デビルブロックST」が小さな虫の侵入を防ぐ
- 前面を付属のキャノピーポールで立ち上げることでリビングスペースを拡張可能
- フライシートには難燃性ポリタフタ生地を採用
前面のPANEL SYSTEMはキャノピーにできるだけでなく、車体連結用ジョイントで車に連結させることができます。
キャノピーにランタンを吊り下げることもできます。
キャノピーは湾曲しているため、水たまりをつくりません。
スカートが全面に付いているため、雨風の侵入を防ぎます。
「SUPPORT BELT SYSTEM」で設営はフレームセット後にベルトを締めるだけ、撤収もベルトをゆるめればポールを抜きやすい設計です。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W325×D530×H180cm(正面入口 H170cm) |
| インナーサイズ | 約W270×D210×H150cm |
| 収納サイズ | 約W63×D54×H23cm |
| 総重量 | 約13.5kg |
| 耐水圧 | フライシート:2000mm フロアシート:3000mm |
| 収容可能人数 | 4人 |
スノーピーク ランドネストシェルター
- 組立サイズが620×360×H210cmでとても広いのに8万円台という高コスパ
- 初心者でも簡単に設営できるシンプルなフレーム構成
- 自立式なのでメインポールを通した後にテントの移動が可能
- 天井部分の遮光ピグメント加工が夏の強い日差しを遮る
前面、背面とサイド4か所がメッシュにできるので通気性が良く、虫の侵入を防ぎます。
スカート付きで寒い季節の冷気を防ぐので、オールシーズン使用できます。
アウターテントの高さは210cm、インナーテントも高さが180cmあるので、立ったまま移動や着替えができます。
別売りのアップライトポールセット使用で、フロントパネルを立ち上げることができます。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W360×D620×H210cm |
| インナーサイズ | 約W338×D220×H180cm |
| 収納サイズ | 約W76×D32×H35cm |
| 総重量 | 約16.5kg |
| 耐水圧 | 本体:1800mm インナーテント:1800mm |
| 収容可能人数 | 4人 |
コスパ抜群で気軽に試せる「エントリー型」
ロゴス neos エーコン リビングドーム M-BE
- 取扱説明動画と「SUPPORT BELT SYSTEM」で設営・撤収が簡単
- 外からの圧力を分散するエーコントップフレーム構造なので耐風性に優れている
- 天井が高く、居住空間が広く感じられる
- 屋根の中央部分に段差を活かしたベンチレーションがあり通気性が良い
フライシートはUVカット・撥水・防水・難燃加工つきなので、雨の日でも水がしみ込みにくく、強い日差しもやわらげてくれます。
また、焚き火の火の粉が飛んでも燃え広がりにくいので安全に使えます。
テントは背面も開閉できるので、寝室から出入りできます。
「SUPPORT BELT SYSTEM」で設営はフレームセット後にベルトを締めるだけ、撤収もベルトをゆるめればフレームを抜きやすい設計です。
取説動画も分かりやすく、キャンプ初心者でも簡単に設営できます。
※キャノピーポールは別売りです。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W245×D420×H175cm |
| インナーサイズ | 約W210×D210×H127cm |
| 収納サイズ | 約W68×D18×H18cm |
| 総重量 | 約6.4kg |
| 耐水圧 | 本体:1800mm インナーテント:1800mm |
| 収容可能人数 | 3~4人 |
コールマン ルーミーフロント2ルーム
- ポールに色分けがされているので、迷わずスムーズに設営可能
- 240サイズの広々とした前室で快適なリビング空間を作れる
- 付属のキャノピーポールでリビングスペース拡張可能
- 前室左右両サイドにDドアが搭載されているので動線がスムーズ
Dドアとフロントパネルはメッシュにできるので、虫の侵入を防ぎながら風を取り込むことができます。
240×180cmの寝室はデュオキャンプにピッタリのサイズ感です。
フライシートに施されているUVPROコーティングが紫外線をカットしてくれるので、夏場のキャンプも安心です。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W260×D490×H170cm |
| インナーサイズ | 約W240×D180×H122cm |
| 収納サイズ | 約Φ24×70cm |
| 総重量 | 約10kg |
| 耐水圧 | 本体:2000mm インナーテント:2000mm |
| 収容可能人数 | 2~3人 |
VASTLAND 2ルームドームテント S(3人用)
- 前方3方向のドアを跳ね上げてキャノピーにできる
- ペグなしで自立するので、設営後にテントの移動が可能
- スカート付きなので、オールシーズン使える
- 前室3つのパネル全てをメッシュにできる
カラーはタンとブラックの2色です。
フレームポールの長さが全て同じなので、設営時に迷うことがありません。
インナーテントが220×220×H160cmあるので、デュオキャンプでは寝室を広々と使用できます。
スカートは巻き上げ固定できるので、夏は風を取り込み、冬は冷気を防ぐことができます。
インナーテントには小物の収納に便利なポケットが4か所ついています。
※キャノピーポール、自在ロープ、キャノピー用ペグは別途必要です。
▼スペック
| 組立サイズ | 約W250×D430×H170cm |
| インナーサイズ | 約W220×D220×H160cm |
| 収納サイズ | W60×D25×H25cm |
| 総重量 | 約11kg |
| 耐水圧 | アウターテント:3000mm インナーテントフロア:5000mm |
| 収容可能人数 | 3人 |
まとめ
2人だけの時間をゆったり過ごしたいという方には、2ルームテントがぴったりです。
寝室とリビングを分けられることで、天候に左右されずにくつろげるのが大きな魅力。
今回紹介したように、設営が簡単なタイプや広々使えるタイプなど、選択肢はさまざまです。
ポイントは、「自分たちのキャンプスタイルに合ったテント」を選ぶこと。

ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりの2人用2ルームテントを見つけ、快適で特別なデュオキャンプを楽しんでください。








この記事を読んで「自分たちに合った2人用2ルームテント」を見つけていただけると嬉しいです。