【解説】キャンプに必要なポータブル電源の容量と「2024年最新おすすめのポータブル電源」

キャンプ中に電源コンセントが欲しいと思ったことはありませんか？

もしくはAC電源サイトを使用される方もいると思います。

私はこれまでキャンプをしていて、スマホの充電が切れそうになったり、LEDランタンの電池が切れたり、調理中カセットコンロのガスが切れたりといったことがありました。

ポータブル電源があれば、このような心配がなくなり、キャンプサイトを選ばず、電化製品を使用することができます。

しかし、自分のキャンプに必要なポータブル電源の容量ってどれくらいなんだろう？

沢山種類があって、どれにしようか悩んじゃうよね！

しかも高額だから失敗したくない！

この記事では、キャンプに必要なポータブル電源の容量の確認方法から、容量別おすすめのポータブル電源までご紹介します。

自分にピッタリなポータブル電源を見つけて、快適なキャンプを実現しましょう！

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ポータブル電源の容量を選ぶ時に確認しておきたいこと

ポータブル電源の容量を選ぶ時に、確認しておきたいポイントが３つあります。

使いたい電化製品の消費電力（W）を確認する

キャンプでよく使われる電化製品の消費電力

必要な電力容量（Wh）を確認する

電力（W）×時間（ｈ） ＝電力容量（Wh）

例えば、消費電力40Wの電気毛布を8時間使用する場合
40W×8ｈ＝320Wh
320Whのポータブル電源の容量が必要ということになります。

定格出力を確認する

定格出力とは、ポータブル電源が安定して出力できる電力量です。

定格出力より大きい消費電力の電化製品は使用できません。

例えば、定格出力500Wのポータブル電源で、消費電力1,200Wのドライヤーを使用することはできません。

誤って使用すると、ポータブル電源が破損することがありますので、定格出力を確認して使用してください。

以上３つのポイントをおさえて、自分のキャンプに必要なポータブル電源の容量を確認しましょう！

必要な容量が分かったところで、2024年最新、容量別おすすめのポータブル電源をご紹介します！

容量500Wh未満のおすすめポータブル電源５選

コンパクトで持ち運びに便利な小型のポータブル電源は、デイキャンプにおすすめです。

BLUETTI 　AC2A　（204.8Wh）

約3.6㎏と超軽量。電力リフト機能を使うと、消費電力600Wまでの電化製品を300W以下に抑えて使えます。小型なのにパワフルです。簡易UPS機能搭載でパススルーにも対応しています。BMS搭載。BLUETTI アプリ対応です。

EcoFlow　RIVER 2 　（256Wh）

家庭のコンセントから60分でフル充電可能。X-Boostモードで消費電力450Wまでの電化製品を300W以下に抑えて使用できます。重さは約3.5㎏と超軽量。手軽に持ち運びできます。EcoFlowアプリ対応です。EPS機能搭載。BMSも搭載されています。

Jackery 　ポータブル電源 300 Plus　（288Wh）

リュックにも入るくらいのコンパクトサイズ。手軽に持ち運びできるので、いろんな場所に持って出かけたくなります。Jackeryアプリに対応しているので、ディスプレイを見なくてもスマホで操作や確認ができます。EPS機能搭載です。

ALLPOWERS　ポータブル電源R600　（299Wh）

パススルー対応、UPS機能搭載で停電時でも安心です。動作音が40ｄBと超静音。静かなキャンプの夜でも音を気にせず使用できます。ALLPOWERSアプリをインストールすると、スマホで状態確認と操作ができます。BMSが搭載されているので、安心して使用できます。

Smart Tap　PowerArQ mini2　（307Wh）

キャンプギアやインテリアにも合わせやすいカラーバリエーションです。電子部品が50,000時間の長寿命。パススルー対応です。BMSも搭載されています。簡易LEDランタンが同梱されているのでポータブル電源と一緒にキャンプで活用できます。

容量500Wh～1,000Whのおすすめポータブル電源５選

中型のポータブル電源は重すぎないのに大容量。１泊のソロキャンプ、デュオキャンプにおすすめです。

EcoFlow　RIVER 2 Max　（512Wh）

家庭のコンセントから約60分でフル充電できます。高速充電ができるので、時間がない時でも助かりますね。また、X-Boostモードで出力750Wまでの電化製品を使用できます。この容量で重さが約6.1㎏というのも嬉しいです。EcoFlowアプリでスマホから操作、確認ができます。BMSも搭載されています。

Smart Tap　PowerArQ S7　（716Wh）

キャンプギアやインテリアに合わせやすいカラーバリエーション。電子部品が50,000時間の長寿命。パススルー対応です。BMS搭載ですので、安心して使用することができます。背面にある500メールンのLEDライトはキャンプや防災にも役に立ちます。

EcoFlow　RIVER 2 Pro　（768Wh）

家庭のコンセントから70分でフル充電可能。そしてこの容量で約7.8㎏という軽さ。X-Boostモードで消費電力1,000Wまでの電化製品が使用できます。1,000Wまで使えたら、使える電化製品の幅が広がりますね。EcoFlowアプリ対応です。BMSも搭載されているので安心して使用できます。

BLUETTI　AC70　（768Wh）

40分で80％の充電が可能。時間がない時でも助かりますね。電力リフト機能で消費電力なんと2,000Wまでの電化製品が使えます。AC60と同じく、拡張バッテリーと接続可能です。パススルー対応で簡易UPS機能搭載。BMSも搭載されています。BLUETTI アプリ対応です。

Anker　Solix C800 Portable Power Station　（768Wh）

天面に収納スペースがあります。ポータブル電源本体にケーブルを収納できるのは、嬉しいですね。容量が768Wなのに定格出力が1,200Wあるので、消費電力1,200W以内のドライヤーや電気ケトルも使用できます。超急速充電モードでわずか58分でフル充電可能。電子部品の寿命が約50,000時間。パススルー対応。BMS搭載。Ankerアプリから確認や操作ができます。前面の大型LEDライトはキャンプや防災に役に立ちます。

容量1,000Wh以上のおすすめポータブル電源５選

大容量のポータブル電源は、ファミリーキャンプや連泊のキャンプにおすすめです。

キャンプだけではなく、防災用にも安心できる容量です。

EcoFlow　DELTA 2　（1,024Wh）

大容量なのに、50分で80％の充電が可能です。X-Boostモードで消費電力1,900Wまでの電化製品が使用できます。バッテリーでの拡張ができ、最大3,040Whまで容量を増やすことができます。ポータブル電源の容量が足りなくなったと思ったときに、バッテリーで容量を増やせるのは嬉しいですね。パススルー対応でEPS機能も搭載されています。BMS搭載。EcoFlowアプリ対応です。

Smart Tap　PowerArQ S10 Pro　（1,024Wh）

家庭のコンセントから1.5時間でフル充電可能。パススルー対応でEPS機能が搭載されています。背面のLEDライトは３段階の調整ができて、最大600メールンです。キャンプだけでなく停電時にも役に立ちます。BMSが搭載されているので使用時も安心です。

Anker　Solix C1000 Portable Power Station　（1,056Wh）

大容量なのに、Solix C800と同じく58分でフル充電できます。1,000Whクラスでこの充電時間は嬉しいですね。電子部品の寿命は約50,000時間で、約10年使用できます。カラーが２色展開で、グレーとベージュがあります。拡張バッテリーを繋ぐことができるので、容量が足りなくなった時にもバッテリーを買い足すだけで容量を増やすことができます。拡張バッテリーを繋いだ時の容量は倍増の2,112Whです。Ankerアプリ対応。パススルー対応。BMS搭載。

BLUETTI　AC180　（1,152Wh）

電力リフト機能でなんと2,700Whまでの電化製品を使用することが出来ます。なので、消費電力1,000Wの電化製品を２台同時に使用することも可能です。充電時間も短く、約１時間でフル充電できます。パススルー対応で、簡易UPS機能も搭載されています。BMS搭載。BLUETTI アプリ対応です。

Jackery　ポータブル電源 1000 Plus　（1,264Wh）

家庭のACコンセントで1.7時間でフル充電可能。拡張バッテリーを最大３台接続でき、容量をなんと5,000Whまで増やすことができます。必要なだけ買い足せるのはいいですね。EPS機能も搭載されています。Jackeryアプリ対応。BMS搭載。

まとめ

今回ご紹介したポータブル電源はすべて、電池素材がリン酸鉄リチウムイオン電池ですので、安全に10年以上使用することができます。

また、別売りのソーラーパネルを使用してエコに充電することもできます。

「ポータブル電源・ソーラーパネルセットの選び方」の記事もぜひご覧ください！

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ポータブル電源があれば、キャンプの幅が広がります。

電気がないことによるストレスもなくなります。

自分のスタイルに合ったポータブル電源を使って、楽しいキャンプライフをお過ごしください！！